研究課題/領域番号 |
26861980
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東京工科大学 (2015) 千葉大学 (2014) |
研究代表者 |
阿部 玲子 東京工科大学, 医療保健学部, 助教 (50718294)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 息子介護者 / 介護者会 / 看護支援方法 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、介護者会での保健師等看護職に求められている支援や看護職から介護者に対し、実際に行われている支援を検証することを通して、看護職の効果的かつ持続的な支援方法を検討することである。 平成26年度は、1)研究計画の倫理審査、2)介護者会に参加する息子介護者が看護職に求めている支援についての調査、3)2)によって得られた事例毎の個別分析を実施した。対象者は、介護を始めた時に働いており、現在、介護者の会に参加している、息子介護者とした。全国の男性介護者の会を中心に、研究の調査を依頼し、対象者を募った。調査期間は平成26年9月から11月に実施した。結果として、男性介護者の会3ヶ所に協力していただき、5名の研究対象者を得た。対象者である息子介護者の年齢は、40歳台~60歳台であった。研究対象毎に1~2回半構成的面接を実施した。1回のインタビュー時間は、60~120分程度とした。 研究対象者に、以下の質問を実施した。(1)基本属性、現在の生活様式、(2)介護者会に来る前までに看護職から受けていた支援について、(3)介護者会に来るきっかけとなった出来事や人、(4)介護者会に来るようになったことで受けられた支援の内容。 平成27年度は、1)平成26年度に息子介護者に対して実施した、インタビューデータの個別分析と全体分析を行うことを計画していた。また、2)看護職者を対象とする研究も進めることを計画していた。研究対象者が働きながら介護を行っている息子介護者であるため、情報収集を目的として、第88回日本産業衛生学会に参加した。 個別分析を実施していたが、研究者が研究機関以外に異動になったため、全てのインタビューデータの個別分析が出来なかった。
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