研究課題
若手研究(B)
本研究は,限界集落で暮らし続ける独居高齢者の生を支えるプロセスを明らかにし,支援の方向性を探求することを目的とした。結論として、限界集落の独居高齢者の暮らしを支える要因は、対象者が健康の保持増進を目的とした保健行動に取り組んでおり、コミュニティを通して自らソーシャル・キャピタルを形成していたことの重要性を明らかにした。
本研究では,これまで明らかにされてこなかった限界集落の独居高齢者に焦点を当て,質的調査により,生を支えるプロセス要因について検討を行った。分析結果は、今後,集落単位における支援体制を検討する際において,基礎資料となることが期待できる。これらの知見は,地域の健康づくり及びコミュニティ形成に予防的介入の実践への進展に貢献することができると考える。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件)
日本老年行動科学会
巻: 20 ページ: 167-179
40020686334
巻: 20