研究課題/領域番号 |
26861992
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 大阪大学 (2017-2018) 群馬パース大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
馬醫 世志子 大阪大学, 医学系研究科, 招へい研究員 (10458474)
|
研究協力者 |
鈴木 珠水
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 受動喫煙 / 分煙 / 飲食店 / 評価項目 / PM2.5 |
研究成果の概要 |
受動喫煙を望まない飲食店利用者が安心して飲食店を選択できるよう、飲食店の受動喫煙防止対策実施状況を細かく評価できる評価ツールの開発を目的とし、評価表の作成、ユーザビリティ―の検討、オンラインアンケートでの評価の可能性の検討、受動喫煙防止対策の実施状況の表示方法の検討を行った。 実地調査と面接調査の結果、主な評価項目は<灰皿やタバコの自動販売機に関する項目>が4項目、<タバコ臭と空気の流れに関する項目>が11項目、<分煙方法に関する項目>が9項目、<店内構造に関する項目>が4項目となった。また、飲食店責任者927名を対象にした質問紙調査では、Web上での評価が可能であることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
受動喫煙防止対策実施状況の評価として、店舗入口の灰皿の設置位置、従業員の店舗での喫煙状況、会計やトイレの位置・空気の流れといった詳細な店内構造、曜日分煙や時間分煙の状況等を評価項目に取り入れた研究はこれまでにあまり見られない。国外においては、分煙といった飲食店の形態は一般的ではないため、日本の飲食店のタバコに関する情報発信に有用である。 また、飲食店の責任者自身がこの評価表を用いて定期的に自らの店舗の評価を行うことで、受動喫煙防止対策として求められる内容を自然にマスターし、受動喫煙防止対策の具体的な方策を不安なく知ることができ、結果的に受動喫煙の機会を減らすことができると考えられる。
|