研究課題/領域番号 |
26861998
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
佐藤 祐佳 久留米大学, 医学部, 准教授 (40368965)
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研究協力者 |
三橋 睦子
立石 麻梨子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 感染症危機管理 / 衛生環境 / リスクマネジメント / 感染症予防教育 / リスクマネージメント / 新型インフルエンザ |
研究成果の概要 |
新型インフルエンザ対策ガイドラインの認知は41.2%であり、予防対策を実施している施設は、38.6%であり低くかった。さらに衛生環境調査では、交叉感染リスクが高い箇所は、公共スペースでは、エレベータのボタン、トイレのドアノブ・蛇口など、従業員スペースでは、エレベータのボタンであった。衛生環境の整備状況としては、基本的には1日1回、トイレに関しては1日1~2回の清掃状況が多く、雑巾を用いた方法がとられていた。これらのことから、交叉感染リスクを軽減するために、清掃箇所および素材の違いによる清掃方法の選択の提案や、従業員に対して、交差感染リスクの高い高濃度接触箇所の意識付けのための教育が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究結果により、ホテル・旅館業における感染症対策の取り組みおよび交叉感染リスクの実態が明らかになった。今回得られた感染症対策における課題を検討していくことは、従業員の意識の向上や衛生環境の改善につながると考える。感染症予防は個々人の対処能力の向上が必要ではあるが、社会環境として、ホテル・旅館の衛生環境を整えていくことは重要であると考える。
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