研究課題/領域番号 |
26870031
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム医科学
整形外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
橋本 功 東北大学, 大学病院, 助教 (00718497)
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研究協力者 |
秋 貴史
小笠原 将教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 変形性関節症 / 遺伝子発現 / 転写因子 / 網羅的解析 / 軟骨組織からの核酸抽出技術の確立 / 転写因子、細胞内伝達物質の網羅的発現解析 |
研究成果の概要 |
変形性関節症(OA)と非OAのヒト大腿骨頭から関節軟骨を採取し、その軟骨細胞から発現している遺伝子を、網羅的(24,460遺伝子)に解析・比較した。以前申請者が欧米人検体で得たデータと異なり、日本人ではOAにおいてIL1Bの発現の亢進はなかった。また日本人で以前報告されたOA関連3遺伝子に加え、新たにに未報告の19遺伝子が、日本人のOA関連遺伝子である可能性が示された。さらにOA軟骨細胞での遺伝子発現パターンは、日本人と欧米人で異なる可能性が示唆された。 OA発症に関わるMMP13のDNAメチル化を介した発現調節に関係する転写因子として、FOS、LEF1、CREB3L4が候補に挙がった。
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