研究課題/領域番号 |
26870041
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
流体工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉野 大輔 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 助教 (80624816)
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研究協力者 |
佐藤 正明 東北大学, 学際科学フロンティア研究所, 総長特命教授
坂元 尚哉 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 血管内皮細胞 / せん断応力 / せん断応力勾配 / 循環器系疾患 / 細胞内ひずみ / 流れ負荷 / 空間的勾配 / 血行力学 / 流体せん断応力 / メカノバイオロジー / アポトーシス / ひずみ分布 / タンパク質局在 / 動脈瘤 / 可視化計測 / 計測融合シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究では、血管疾患好発部位の血流環境を模擬した流れ負荷培養系を用いて、時空間変動を伴う高せん断流れ刺激に対する血管内皮細胞の力学応答機構を調査した。流れ負荷直後の内皮細胞において、流れ刺激により発生する細胞内ひずみに対応した細胞間接着タンパク質の活性化局在が起こることを確認した。これにより、空間変動を伴うせん断流れ環境では、せん断応力と空間変動の組合せによって内皮細胞の流れ方向への配向性に違いが出ることがわかった。また、時空間変動を伴う高せん断流れ環境において、内皮細胞のプログラム細胞死の誘導過程が確認でき、血管疾患発症に対する時空間変動を伴う高せん断流れ刺激の影響を示唆した。
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