研究課題/領域番号 |
26870101
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
化学系薬学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
加川 夏子 千葉大学, 環境健康フィールド科学センター, 講師 (60467686)
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研究協力者 |
Rawal Viresh H. The University of Chicago, Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 天然物 / 生合成 / インドールアルカロイド / Mitsunobu反応 / インドレニン / パラジウム触媒 / ニトリル / 国際共同研究 / Mitsunobu法 / 全合成 / アリル化反応 / 光延反応 / モノアミンオキシダーゼ阻害 / 国際情報交換(米国) / 天然物合成 / ヨウ素NMR |
研究成果の概要 |
本研究課題は、脳神経に対し強い作用があると期待される植物成分ストリクタミンを、如何に効率的に化学合成できるか探求するものである。Strictamineの分子構造は、インドレニンという特徴的な骨格をもち、これは多くの化学反応に対して非常に感受性が高い。そのため、インドレニンを終盤で構築するという戦略を立て、不斉合成ルートの開発を実施した。それに伴い、従来四行程かかる化学分子変換をワンポット二行程で実現する新規反応、MAC-Mitsunobu法によるアルコールから一炭素伸長エステル・アミド・カルボン酸合成法の開発に成功した。本法の適用は、工業的に労力・コストの大幅な削減になると見込まれる。
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