研究課題/領域番号 |
26870109
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
持続可能システム
経済政策
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
横尾 英史 国立研究開発法人国立環境研究所, 資源循環・廃棄物研究センター, 研究員 (80583327)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 環境公共財 / フィールド調査 / リサイクル / 廃棄物 / ベトナム / 社会的選好 / ごみ分別 / 家計調査 / 利他性 / 廃棄物管理 / 回帰分析 / 不平等回避 / 自発的供給 |
研究成果の概要 |
途上国における環境公共財の私的供給に影響を与える要因の研究を行った。ベトナム・ハノイ市の755世帯を対象としたインタビュー調査の結果、自治体による分別の義務化がないにも関わらず、多数の家庭が分別を行っていることがわかった。また、分別している家庭のおよそ半数が分別した資源ごみを無償でインフォーマルな廃品回収人に譲渡していることがわかった。計量経済学的な分析の結果、このリサイクル行動が利他性と相関関係があることがわかった。この分析の結果は、途上国におけるインフォーマル・セクターを通じた環境公共財の私的供給と社会的選好が関係することを示唆している。
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