研究課題/領域番号 |
26870125
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
航空宇宙工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
斉藤 一哉 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (40628723)
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研究協力者 |
野村 周平 国立科学博物館, 研究主幹
丸山 宗利 九州大学, 総合研究博物館, 助教
山本 周平 九州大学, 総合研究博物館, 協力研究員
舘 知宏 東京大学, 大学院総合文化研究科
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生物模倣工学 / 昆虫 / 折紙 / 宇宙展開構造 / スマート構造 / 適応構造 / 展開構造 / スマート適応構造 / 甲虫類 / ハネカクシ / テントウムシ / 甲虫 |
研究成果の概要 |
甲虫目を初めとする折りたたみ型の後翅を有する昆虫の翅の展開・収納行動をハイスピードカメラ,3次元計測技術を用いて詳細に観察する手法を構築し,ハネカクシ,テントウムシの収納・展開メカニズムの解明に成功した.折紙の幾何学を用いて翅のデザインを弾性力学的観点から説明する新しい折りたたみモデルを提案すると共に,人工の展開翼に応用するための折線パターンの一般化を行った.昆虫の翅は,人工物とは比較にならないほどの高い収納率,展開再現性,信頼性,軽量性を併せ持っている.本研究成果はこれらの優れた特性を工学応用する道を開くものである.
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