研究課題/領域番号 |
26870147
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
ウイルス学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
藤幸 知子 東京大学, 医科学研究所, 助教 (50610630)
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研究協力者 |
甲斐 知惠子 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10167330)
米田 美佐子 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (40361620)
小原 道法 東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, シニア研究員 (10250218)
喜田 宏 北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 特任教授 (10109506)
服部 正策 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (00164864)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高病原性鳥インフルエンザウイルス / 麻疹ウイルス / カニクイザル / 感染モデル / 発症防御 / ワクチン / ベクター / 組換えウイルス / ウイルスベクター / H5N1 |
研究成果の概要 |
本研究では、麻疹ウイルスベクターを利用して作出した高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)ワクチンの効果を検討した。カニクイザルに本ワクチンを接種した結果、 HPAIV抗原タンパク質(H5)に対する抗体が産生され、HPAIV感染後の発熱や呼吸器症状、およびウイルス排出が抑制された。さらに、本ワクチンは、麻疹抗体を保有する場合にもHPAIV抗原タンパク質に対する抗体産生を誘導した。以上の結果から、本ワクチンは、HPAIV感染後の発症防御に寄与するワクチン候補として有望であると考えられる。
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