研究課題/領域番号 |
26870203
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境影響評価
環境動態解析
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
溝端 浩平 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (80586058)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 北極海 / ボーフォート循環 / 海洋温暖化 / 海面高度計 / 衛星リモートセンシング / 海氷 / 海面力学高度 / 衛星高度計 |
研究成果の概要 |
衛星レーダー高度計CryoSat-2/SIRALの観測データからこれまで不明であった冬季北極海の月平均海面力学高度・地衡流場を導出した。海上風・海氷運動との比較から、冬季においても海面応力の変動に応答して、北極海のボーフォート循環は順圧応答により時空間変動を示すことがわかった。また、ボーフォート循環は海面応力の強化に伴い、西方に分布を拡大させることがあることもわかった。冬季海氷下でのボーフォート循環の変動は、海氷減少をもたらす夏季太平洋水の行方を決める重要な要因であり、本研究の成果は北極海の海氷変動予測に資するものである。
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