研究課題/領域番号 |
26870229
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
胎児・新生児医学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
徳力 周子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (60510237)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | heat shock protein / geranylgeranylaceton / premature infant / hyperoxia / alveolarization / 気管支肺異形成 / ゲラニルゲラニルアセトン / heat shock protein 70 / 慢性肺疾患 / 気管支肺異形成症 |
研究成果の概要 |
高濃度酸素投与によるマウス新生仔の気管支肺異成症(BPD)モデルを作成し、geranylgeranylacetone(GGA)の細胞保護効果を検討した。また、酸素治療を受けたヒト早産児の血清HSP70濃度を測定した。 GGAは肺におけるHSP70の発現を約2倍に増強した。高濃度酸素はHSP70の発現を低下させたが、GGAはその効果を弱めた。高濃度酸素投与マウスでは、肺胞は単純化しapoptosis陽性細胞が増加したが、GGAはそれらの効果を弱めた。ヒト早産児の血清HSP70濃度は日齢とともに徐々に低下した。GGAは新生児肺において高濃度酸素障害を減弱させ、BPDの発症を予防するかもしれない。
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