研究課題/領域番号 |
26870232
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
物理化学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
炭竈 享司 福井大学, 医学部, 特命助教 (30579412)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | イオンチャネル / イオン透過 / イオン選択性 / 分子動力学法 / シミュレーション / モデルチャネル / 分子動力学 |
研究成果の概要 |
細胞はイオンチャネルを通る選択的イオン透過を利用して電気シグナルを生成する。そのため、イオンチャネルを通るイオンの選択性と透過は生命にとって必須である。本研究では、このイオン選択性とイオン透過の関係を調べることを目的とした。Punch through法による電流計測は、イオン種によって電流-電圧曲線の線形が異なることを示唆している。この違いを説明するため、分子動力学シミュレーションにより、モデルチャネルを通る電流-電圧曲線の線形とイオン透過の律速段階の関係について解明した。カリウムチャネルを通るナトリウムの電流-電圧曲線は優線形と予想され、これは低電位でのカリウム選択性に寄与すると考えられる。
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