研究課題/領域番号 |
26870233
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
生物物理学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
角野 歩 福井大学, 医学部, 特別研究員 (80717140)
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研究協力者 |
内橋 貴之 金沢大学, 数物科学系, 教授 (30326300)
ウルフ スコグランド 沖縄科学技術大学院大学, 構造細胞生物学ユニット, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 生体膜 / 受容体 / チャンネル / 原子間力顕微鏡 / カリウムチャネル / KcsA / 構造変化 / 電子線トモグラフィー |
研究成果の概要 |
pH依存性カリウムチャネルKcsAの構造は、大きく分けて膜貫通ドメインと細胞質ドメインに分けられる。膜貫通ドメインの高分解構造は結晶構造により明らかになっているが、細胞質ドメインの高分解構造は不明である。本研究では、水中・非結晶化状態におけるKcsAチャネルの細胞質ドメインの構造および構造変化の端緒をつかむことを目的とした。原子間力顕微鏡観察により、水中においてはKcsAチャネルの細胞質ドメインは高速に揺らいでおり、硬い特定の構造をとらないことを明らかにした。蛍光色素を用いた実験により、閉状態から開状態へ変化する際に、細胞質ドメイン末端同士の距離が離れることが示唆された。
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