研究課題/領域番号 |
26870245
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
構造・機能材料
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
松田 靖弘 静岡大学, 工学部, 准教授 (40432851)
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研究協力者 |
田坂 茂 静岡大学, 工学部, 教授 (10134793)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ポリ乳酸 / 高分子ゲル / 複合体結晶 / ゲル / 溶媒交換 / 結晶形変化 / 結晶加速度 / 環境調和型高分子 |
研究成果の概要 |
ポリ乳酸は環境・生体に優しい高分子として利用が期待されている。本研究では、ポリ乳酸が溶媒分子と形成する複合体結晶を利用して容易に形成する高分子ゲルに関して、その構造や物性を評価することを目的とした。 ポリ乳酸は複合体結晶を形成することで直径100 nm程度の微細な繊維構造を形成することで溶媒分子の流動を抑制し、ゲル化することが分かった。一旦、複合体結晶によって微細な繊維構造を形成すれば、その後に複合体結晶以外の結晶形に変化しても微細な繊維構造を維持し、ゲル状態を保つことも見出した。これを利用して、ゲルの耐熱性を向上させることに成功した。
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