研究課題/領域番号 |
26870248
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文学一般
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
ローベル 柊子 (田中柊子 / 田中 柊子) 静岡大学, 情報学部, 准教授 (20635502)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 越境文学 / ミラン・クンデラ / 外国語執筆 / 翻訳 / アイデンティティ / 世界文学 / ローカル / 多言語・多文化 / 亡命文学 / オートフィクション |
研究成果の概要 |
本研究では外国語で執筆する越境作家が出身地の言語的文化的要素をいかに別の言語で表現し、外国においていかに作家としてのアイデンティティを形成したかを検討した。特にミラン・クンデラのケースに注目し、これをもとに他の作家との比較検討を行った。外国語執筆の契機は亡命、移民、旧植民地出身、個人的な選択など多様だが、多くの越境作家において地域に根差した表現が顕著に見られ、越境の経験が創作の源となっている。クンデラにおいては世界的に読まれることへの意識が強く、ローカルな要素の表現に抑制が見られた。国内外での学会発表、ワークショップ、著作を通して成果を広く公開した。
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