研究課題/領域番号 |
26870249
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
中澤 高師 静岡大学, 情報学部, 准教授 (50723433)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | NIMBY / 地域的受容性 / 高レベル放射性廃棄物 / 浜岡原子力発電所 / 社会的合意 / 原子力発電所 / 地域社会 / コミュニケーション / 質的比較分析 / 国際比較研究 / 合意形成 / LULUs / 国際比較 / 質的比較 / 国際情報交換 / オーストラリア |
研究成果の概要 |
スウェーデンとフィンランドにおいて高レベル放射性廃棄物処分場への地域受容性が高い理由として、既存の原子力施設立地地域への立地、問題の「地域化」、原発の所有関係、参加とコミュニケーション、補償と経済振興、国と電力会社の緊密な関係、社会科学の取り込み、政治的プラグマティズムといった要因が考えられる。また、これまでの原子力産業と地域社会の関係性が、処分場の地域受容性に大きな影響を与えていると考えられる。外形的なプロセスやコミュニケーション手法だけでなく、ナショナルな原子力政策の構造や地方自治制度の要因と、地域社会における原子力施設の歴史的な受容過程について、明らかにする必要がある。
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