研究課題/領域番号 |
26870253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
高齢看護学
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研究機関 | 一宮研伸大学 (2018) 浜松医科大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
千々岩 友子 一宮研伸大学, 看護学部, 准教授 (40637104)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 精神科デイケア / デイケア導入期 / 看護支援 / 早期リハビリテーション / ケアリスト / 当事者 / 体験 / 治療効果 / リハビリテーション評価 / QOL / デイケア利用者 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、精神科デイケア導入期における看護支援を包含した早期リハビリテーションの評価方法を明示することであった。導入期の看護ケアの評価指標の作成のために、インタビュー調査によりデイケア利用者の導入期の体験を明らかにした。次に導入期利用者の体験、看護ケア内容、精神看護に関するケア分類の文献をもとに、導入期の看護ケアリストを作成した。導入期の看護ケアリストについては、全国の精神科デイケア看護師を対象に質問紙調査を行い信頼性と妥当性を明らかにした。平成31年度からは、デイケア導入期リハビリテーションの評価方法を検討し、導入期の看護ケアリストを用いた導入期のリハビリテーションの評価を行っている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科デイケアは、精神科外来を基盤とし、入院医療と地域生活をつなぐリハビリテーション施設という重要な位置づけにある。特にデイケア導入期においては、中断率が高いことが指摘されており、医療が継続しないことが危惧されている。専任の看護師が必要であるという精神科デイケアにおいて、医療中断の多い導入期の看護支援を含めたリハビリテーションの評価は、これまでなされていない。デイケア導入期における看護師のケアリストが開発されることで、看護支援を包含した精神科デイケア導入期におけるリハビリテーションの評価が可能となる。
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