研究課題/領域番号 |
26870275
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
社会・開発農学
|
研究機関 | 岐阜大学 (2015-2017) 名古屋大学 (2014) |
研究代表者 |
廣田 勲 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (50572814)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | レジリエンス / リスク管理 / 東南アジア大陸部 / ラオス / 焼畑農業 / 非木材林産物 / 複合生業 / 生業動態 / ホームガーデン / 林産物 / 森林管理 / 国境 / サブシステム / 地域植物資源 / 在来知 / 植物資源のインベントリー / 資源の枯渇 / 植物資源利用 / 焼畑システム / ラオス北部 / 山地農業 / 生業変化 |
研究成果の概要 |
ラオス北部において伝統的に形成されてきた複合生業に含まれる様々な活動の近年の機能について調査し評価を行った。調査対象村を、大規模な農業被害を被った村落とし、非常時の対応について調べた。また継続調査を実施し平年と比較して上記諸機能について検討を行った。本研究から、住民は平時と非常時で異なる生業戦略を採用しており、それぞれ焼畑システムが提供する特有の環境が重要な役割を果たしていることが明らかとなった。また一方で市場経済の恩恵も受けており、この地域の安定的かつ持続的発展には市場経済の利点を生かしつつ、伝統的な農業システムや環境利用に配慮することが必要であろうと考えられた。
|