研究課題/領域番号 |
26870276
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
経済学説・経済思想
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研究機関 | 名古屋経済大学 (2015-2017) 名古屋大学 (2014) |
研究代表者 |
大塚 雄太 名古屋経済大学, 経済学部, 准教授 (70547439)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ドイツ啓蒙 / 道徳哲学 / 市民社会 / フランス革命 / スコットランド啓蒙 / 通俗哲学 / 社会思想史 / 理論と実践 / 公論 / 公共圏 / 祖国愛 / カント / フィヒテ / メーザー / ガルヴェ / 世論 / 歴史主義 / 啓蒙思想 |
研究成果の概要 |
本研究は、哲学史的文脈の背景に退いていた諸思想から豊かな社会認識と道徳哲学の実践形態とを発掘することによって、ドイツ近代の社会思想史的文脈の存在を提示するものである。本研究は、主に次の4点の分析からなる。1)ガルヴェの社会思想および翻訳作品の分析、2)メーザーの社会思想とカント批判の構造の解明、3)カントの道徳哲学に理論的に立脚したフィヒテのフランス革命論、4)フランス革命とナポレオン体制に対するドイツ圏の思想的反応。以上に関する分析成果によって、カントからドイツ観念論にいたる哲学史的理解を相対化する社会思想史的文脈が示された。
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