研究課題/領域番号 |
26870305
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
スポーツ科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小野 容照 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (00705436)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 朝鮮 / 植民地 / 部活動 / 野球 / ナショナリズム / スポーツ / 文化交流 / 甲子園 / メディア |
研究成果の概要 |
本研究は植民地期朝鮮における野球の受容と展開過程を解明し、なぜ今日の韓国野球は日本化しているのかを考察することであった。今日の韓国野球が日本化している要因は、植民地支配政策というよりも、朝鮮人が日本を経由して野球を導入したことに求められる。しかしその一方、そうした野球の導入背景には、韓国保護国化への抵抗運動や植民地化後の民族運動に活用する目的があった。したがって、技術的起源は日本だったかもしれないが、こうしたナショナリズムこそが朝鮮野球を発展させたといえる。
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