研究課題/領域番号 |
26870369
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
地域研究
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
渡邊 三津子 奈良女子大学, 共生科学研究センター, 研究支援推進員 (10423245)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中央アジア / カザフスタン / 市場 / 青果物流通 / 農業 / 近郊農業 / 遠郊農業 / 青果物 / 流通 / 施設栽培 / 経済のグローバル化 / 乾燥地農業 |
研究成果の概要 |
市場自由化による農業の変容を明らかにすることを目的とし、衛星画像を用いた土地利用変化の分析や、近年輸入が増加している青果物の流通にかかわる市場の卸・仲卸・小売業者や農業生産者への聞き取りを行った。 結果、カザフスタン南部における市場間のでは、輸入青果物の流通パターンが東西で異なっており、特に、中国産青果物とそれ以外の流通に明瞭な違いがみられた。また、輸入青果物の増加を受けた近年の農業の変容をあらわすものとして、農業ビジネスとしての施設栽培の導入があげられる。施設栽培の導入状況や、経営者が導入を決める経緯にも地域差がみられ、特に南カザフスタン州では施設栽培においても遠郊農業的性格が反映されている。
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