研究課題
若手研究(B)
アパシーとは動機づけが欠落し、目標志向的行動が減少あるいは消失した状態をさす。本研究課題では、アパシーの神経機序を複合的MRI指標から明らかにすることを目的とした。健常高齢者を対象とした安静時fMRI実験によって、アパシーが実行機能と密接に関連し、腹側線条体と背側前頭前野の結合がその関連を調節していることを明らかにした。一方で、線条体と補足運動野の結合低下もまたアパシーに寄与することを示した。これらの知見によりアパシーには複数の前頭-基底核ループが関与することが実証された。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 9件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件)
Frontier in Aging Neurosciece
巻: -
120006649703
Sci Rep.
巻: - 号: 1
10.1038/srep40107
J Affect Disord
巻: 208 ページ: 610-614
10.1016/j.jad.2016.10.017
J Stroke Cerebrovasc Dis.
巻: 25 号: 12 ページ: 219-221
10.1016/j.jstrokecerebrovasdis.2016.05.014
Int J Geriatr Psychiatry
巻: June 1 号: 6 ページ: 633-642
10.1002/gps.4503
Neuropsychologia
巻: 77 ページ: 10-18
10.1016/j.neuropsychologia.2015.07.030
Front Hum Neurosci
巻: 9 ページ: 318-318
10.3389/fnhum.2015.00318
PLoS One
巻: 10 号: 5 ページ: 0127426-0127426
10.1371/journal.pone.0127426