研究課題
若手研究(B)
好酸球性食道炎は消化器系のアレルギー疾患として知られており、食道粘膜に好酸球が多数浸潤し慢性炎症を起こす病態であるが、その発生機序には未だ不明な点も多い。本研究ではIL-33、自然リンパ球(ILC2)に着目し、EoEの病態解明を行った。外来抗原の刺激により食道上皮細胞からIL-33が産生され、さらにTh2細胞よりIL-13、IL-5などのTh2系サイトカインが誘導されることが明らかになった。加えて、IL-33依存性にILC2が誘導され、食道粘膜に好酸球の浸潤を来たすことが示された。今回の研究によって、EoEの病態形成にIL-33、さらにはILC2が重要な役割を果たすことが示された。
すべて 2017 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)
Esophagus
巻: 14(3) ページ: 171-177
40021166323
J Gastroenterol
巻: 52(2) ページ: 203-210
Dig Endosc
巻: 29(1) ページ: 49-56
Digestive Endoscopy
巻: 29 号: 1 ページ: 49-56
10.1111/den.12706
Digestion
巻: 93 号: 1 ページ: 7-12
10.1159/000441668
アレルギーの臨床
巻: 35 ページ: 100-105
診断と治療
巻: 103 ページ: 665-669