研究課題/領域番号 |
26870400
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
清水 則雄 広島大学, 総合博物館, 准教授 (70437614)
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研究協力者 |
桑原 一司 日本オオサンショウウオの会, 会長
田口 勇輝 広島市安佐動物公園, 技師
山﨑 大海 山口県萩水産事務所, 水産課, 技師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 特別天然記念物 / オオサンショウウオ / 幼生 / 年齢査定 / 環境教育プログラム / 副読本 / オオサンショウウオ幼生の離散 / オオサンショウウオ幼生の巣立ち / オオサンショウウオの年齢査定 / 環境教育 / 教育用副読本 / 生物多様性保全上重要な里地里山 / 地域の包括的再生 |
研究成果の概要 |
野外調査を実施し、成体60個体、巣穴7個、産出卵、のべ1,347尾の幼生を確認。これまで謎であった幼生の巣立ちや人工堰堤に幼生の流下離散が制限され田へ流され死滅している事実をはじめて明らかにした。年齢査定については、1-11齢の年齢査定(N=7)に成功した。 環境教育プログラムについては、調査成果をまとめた副読本を制作し、地元の小学校4年生に出前授業を3年間実施した。このような成果を受け、環境省の「日本の生物多様性保全上重要な里地里山」に「オオサンショウウオの繁殖地」として選定。出前授業先の小学校が「こどもホタレンジャー2015」にて最高賞である環境大臣表彰を受賞し研究の成果が上がった。
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