研究課題/領域番号 |
26870401
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
代謝学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
大野 晴也 広島大学, 医歯薬保健学研究院(医), 助教 (60725894)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 褐色脂肪細胞 / ベージュ脂肪細胞 / GPR120 / 脂肪酸 / 褐色脂肪組織 |
研究成果の概要 |
エイコサペンタエン酸の受容体であるGPR120が褐色脂肪細胞機能に与える影響について検討した.培養褐色脂肪細胞にGPR120アゴニストであるGW9508を投与すると,Ucp-1などの褐色脂肪細胞特異的遺伝子群の上昇を認め,GPR120のノックダウンやMEK1/2阻害薬によりその上昇は解除された.エイコサペンタエン酸はGPR120およびMAPK経路を介して褐色脂肪細胞を活性化させている可能性が考えられた. また,褐色細胞腫患者における腎周囲脂肪組織の特徴を検討したところ,ヒト褐色脂肪細胞の誘導にヒストン修飾酵素であるEHMT1が関与している可能性が考えられた.
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