研究課題/領域番号 |
26870405
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
救急医学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
宮内 崇 山口大学, 医学部附属病院, 助教 (40380000)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 軽症頭部外傷 / 脳振とう / IL6 / mRNA / QPCR / HMGB1 / 実験装置の作成 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
脳振とうに代表される軽症頭部外傷は、単独では自然に改善するが、繰り返し受傷すると長期的に悪い影響が出る可能性がある。このメカニズムの詳細は分かっていない。この研究では、動物実験によりそのメカニズムを解明することを目的とした。 ラットに、2回の軽症頭部外傷を3時間空けて与え、そのあとに血液、髄液、脳組織を採取してそれぞれを用いて炎症性サイトカインであるIL6を測定した。血液中では1回目のあとに上昇し、その後はあまり上昇がみられなかった。髄液では1回目の外傷ではあまり上昇せず、2回目の外傷で著明に上昇した。脳組織のIL6の発現はIL6のmRNAで評価し、髄液と同様の変化を示していた。
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