研究課題/領域番号 |
26870427
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
社会学
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研究機関 | 別府大学 |
研究代表者 |
針塚 瑞樹 別府大学, 文学部, 講師 (70628271)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | インド / 児童養護施設 / NGO / 若者 / 準拠集団 / 教育 / 仕事 / 結婚 / 共同性 / キャリア形成 / 家族形成 / 同居 / 家族 / 親族 / 日常 / 非日常 / 自己決定 |
研究成果の概要 |
本研究は、インドの児童養護施設出身の若者たちの有する複数の準拠集団が、若者の選択・決定において相互に補完的な役割を担っていることについて、次の点を明らかにした。 1)若者たちは、都市で児童養護施設を基盤として築いた社会関係に基づき、施設出身者のグループ、施設職員、故郷尾家族といった複数の準拠集団を有し、教育、就労、結婚に関する選択・決定の際に相談をしたり、支援を得ていた。 2)若者たちは施設から自立した後、仕事や結婚について施設出身者、施設職員を準拠集団として、具体的な選択・決定をする場合が多いが、故郷の家族の教育や就労については、積極的に助言や支援を行っている場合が少なくなかった。
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