研究課題/領域番号 |
26870478
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能情報学
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
和田 一義 首都大学東京, システムデザイン研究科, 准教授 (20453037)
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研究協力者 |
妹尾 淳史
井上 薫
木下 正信
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 福祉・介護ロボット / ヒューマンエージェントインタラクション / 福祉・介護用ロボット / ロボット・セラピー / MRI |
研究成果の概要 |
本研究は、アザラシ型セラピー用ロボット・パロとの長期的な触れ合いが脳活動状態に与える影響をfMRIを用いて調べる研究である。高齢者および若者(20代学生)を対象者にパロを1ヶ月間貸し出し、その前後でパロの映像を視聴している際の脳活動状態を計測した。実験の結果、高齢者6名、若者11名より有効なデータを取得できた。解析の結果、パロ利用後、高齢者はパロの映像視聴時にパロ利用前より賦活する脳の領域が認められたのに対し、若者ではパロ利用前より賦活する脳領域は認められなかった。これより、パロは若者よりも高齢者により影響を与える可能性が示唆された。
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