研究課題/領域番号 |
26870480
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
栗原 裕司 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 特任助教 (00634552)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 神経科学 / 神経再生阻害因子 / アンタゴニスト / 神経再生 |
研究成果の概要 |
中枢神経系の再生を妨害する要因であるpaired immunoglobulin-like receptor B(PirB)に対するLOTUSの分子機能および生理機能を解析した。LOTUSがPirBと相互作用することを発見し、LOTUS-PirB結合はPirBリガンド分子であるNogoのPirBへの結合を阻害することを明らかにした。Nogoにより誘起される、NgR1欠損マウスの小脳顆粒細胞および後根神経節細胞の神経突起伸長阻害が、精製LOTUSタンパク質の添加によりレスキューされることが判明した。以上の研究成果により、LOTUSがPirBのアンタゴニストとして機能することが示唆された。
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