研究課題
若手研究(B)
雑草は、同じ種でも異なる時期に芽を出したり、花を咲かせたりと生活史に多様性を持っている。田んぼでよく見る雑草3種(イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ)を材料にこうした生活史の多様性が、気候や人為的撹乱へ適応したものであることを体系的に説明することを本研究の目的とした。発芽ゼロ点(発芽しなくなる温度)や種子の春化反応性(冬の低温に一定期間さらされることによって発芽が誘導される反応)は、地域集団間や地域集団内の採種地間(個体群間)で異なることが明らかとなった。
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