研究課題
若手研究(B)
プロテインキナーゼは、細胞の周辺環境に対する応答や細胞分裂の際にはたらく酵素である。ヒトゲノムには500種以上のプロテインキナーゼの存在が明らかとなっているが、多くの機能は未解明である。個々のキナーゼの生物学的機能を解明するために、研究対象とするキナーゼを特異的に制御する分子ツールの創出が必要である。また、異常型キナーゼは癌などの疾患原因となるため、異常型キナーゼに対する特異的分子ツールは、医薬品リードとして期待できる。本研究ではプロテインキナーゼ特異的阻害剤の新しい分子設計、創出手法を確立した。本手法により、生物学研究用分子ツールならびに医薬品創成研究に寄与できる。
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Peptide Science
巻: 2016