研究課題/領域番号 |
26870546
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
代謝学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
横田 和浩 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20406440)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 骨芽細胞系細胞 / 末梢血単核球 / 炎症性サイトカイン / 腫瘍壊死因子 / 関節リウマチ / 心血管疾患 / 動脈硬化 / 石灰化 / 骨芽細胞 / Wntシグナル / 動脈硬化症 |
研究成果の概要 |
関節リウマチは全身性の慢性炎症性疾患であり、心血管疾患(CVD)を合併することが多いことが知られている。主要なCVDの危険因子は血管壁石灰化であり、以前より末梢血中の骨芽細胞系細胞の関与が推定されている。ヒト末梢血単核球を象牙質上で培養し、炎症性サイトカイン(TNFαまたはIL-6)で刺激すると石灰化物質の形成を認めた。この石灰化物質は主にカルシウム、リンが含まれていた。TNFαまたはIL-6で刺激された末梢血単核球は、骨形成マーカーを強く発現し、骨芽細胞様細胞の分化が誘導された。このことは炎症性サイトカインが骨芽細胞様細胞への分化を誘導することで血管石灰化に関与している可能性を示唆する。
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