研究課題/領域番号 |
26870562
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
生物系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
藤原 亮一 北里大学, 薬学部, 講師 (40631643)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ビリルビン / 新生児黄疸 / 薬物代謝酵素 / UGT1A1 / グルクロン酸抱合 / 甲状腺ホルモン / 脳発達 / T4 / 抗酸化作用 / 核黄疸 |
研究成果の概要 |
ヒトの新生児は生理的に高ビリルビン血症を発症するが、その意義は不明であった。ビリルビンは生体内で、UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)によって代謝される。新生児期の脳の発達に重要な甲状腺ホルモンであるチロキシンもUGTで代謝される。チロキシンの減少は脳発達を抑制する。本研究で、新生児期に高値となるビリルビンはUGTによるチロキシン代謝を阻害し、血中チロキシン濃度を高くすることが明らかとなった。
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