研究課題/領域番号 |
26870579
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
思想史
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
武田 利勝 九州大学, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (80367002)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自然哲学 / 自律性美学 / ヘルダーの有機体論 / ドイツ・ロマン主義 / 美的自律性 / 植物性 / 人間学 / 啓蒙主義 / ロマン主義 |
研究成果の概要 |
ドイツ・ロマン派の理論的指導者の一人であるフリードリヒ・シュレーゲルが自らの哲学のシステムを植物的なそれと特徴づけたことに着目し,彼の講義『超越論的哲学』において記述モデルとされた化学的実験の方法の中からいかにして有機的・植物的な体系が生成してくるかをたどった。 また、シュレーゲルの先行者としてヨハン・ゴットフリート・ヘルダーにも注目し,その代表的著作『イデエーン』において,植物的有機体が単に自然の事物としてではなく,自然史全体の成長モデルとして記述されていることを明らかにした。
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