研究課題/領域番号 |
26870607
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
産婦人科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立成育医療研究センター |
研究代表者 |
永田 知映 国立研究開発法人国立成育医療研究センター, 臨床研究教育部, 臨床研究教育室室長 (70385342)
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研究協力者 |
左合 治彦
三井 真理
宮 美智子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 説明同意文書 / インフォームドコンセント / 分娩 / 出産 / 産科処置 / 産科手術 / 包括的同意書 / 同意書 / 産科的介入 / 妊娠 / 産科合併症 |
研究成果の概要 |
本研究では、「分娩において行う可能性のある医療行為に関する説明書」を、周産期医学の専門家などの医療従事者を中心に、妊婦および法学者などのステークホルダーの意見を反映して、作成した。同説明書の作成過程における妊婦に対するインタビュー調査(半構造化面接)、および同説明書の診療への導入前後での褥婦に対するアンケート調査により、説明された情報の既知・未知や希求性、説明書の分かりやすさや情報量の適切さ、説明を受けることによる心理的な影響、および医療行為に関する医療従事者からの説明についての認識、医療従事者への信頼感や医療従事者とのコミュニケーション、分娩についての満足度等についてのデータが得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で作成した「分娩において行う可能性のある医療行為に関する説明書」は、分娩を取り扱う医療機関における診療の実態に合わせて情報を入れ替えることにより、様々な医療機関で転用することが可能であり、今後公開等について検討する。このような説明書が利活用されて、妊婦と医療従事者の間で分娩において行う可能性のある医療行為に関するコミュニケーションの機会が増加し、分娩において行う可能性のある医療行為に関する理解が高まることが期待される。
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