研究課題/領域番号 |
26870683
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
実験病理学
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研究機関 | 千葉大学 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
大内 靖夫 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任助教 (70553858)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 幹細胞学 / 認知機能形成 / 成体神経新生 / 神経幹細胞 / 神経新生 / 認知機能 / 統合失調症 / 成体神経化細胞 / 成体神経幹細胞 |
研究成果の概要 |
近年、海馬に内在する成体神経幹細胞の認知機能の形成における役割が注目されている。本研究では、我々の開発したDGCR8遺伝子ヘテロ欠損型統合失調症モデルマウスを用いて、成体神経幹細胞の恒常性維持機構、認知機能形成およびその障害における役割をエピジェネティック制御の観点から明らかにすることを目的とした。その結果、成体神経幹細胞の自己分泌型増殖因子であるIGF2遺伝子の発現制御領域に、DNAメチル化異常が認められ、その発現が低下していた。このことから、海馬に内在する成体神経幹細胞はエピジェネティックな分子機構による制御を受けており、認知機能形成および統合失調症の発症に関与している可能性が示唆された。
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