研究課題
若手研究(B)
本研究は定常視覚誘発電位(SSVEP)を利用した脳コンピュータインタフェース(BCI)の開発において、SSVEPが誘発される空間的範囲を求め、利用者が安全に利用可能なBCIの構成を表す指標の作成を目指した研究の一部である。SSVEPは周期的に点滅する視覚刺激へ注意を向けた際に誘発されるなど、内発的注意との関連が知られている。一方、SSVEPを利用したBCIの安全性評価は、内発的注意を周辺環境からはずす必要があることから必要不可欠と言える。本研究では、特にSSVEPによる視覚的注意の空間的範囲の計測システム開発と解析を行い、SSVEPの誘発範囲や網膜像のズレとの関連を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 3件)
Proc. of International Symposium on Communications and Information Technologies
巻: 1 ページ: 145-148
10.1109/iscit.2015.7458328