研究課題/領域番号 |
26870704
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
生体関連化学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
北岸 宏亮 同志社大学, 理工学部, 准教授 (60448090)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 内因性一酸化炭素 / ポルフィリン / シクロデキストリン / ヘムタンパク質 / 超分子化学 / 一酸化炭素 / ガスバイオロジー / 生理機能 / 超分子 |
研究成果の概要 |
有毒ガスである一酸化炭素(CO)は、生体内においてはヘムの代謝過程において常時産生されており、重要な役割を担うと言われているが、その生理機能の全容は明らかになっていない。本研究では、COを選択的に捕捉できる超分子ヘムタンパク質モデルhemoCDを使って、生体内から選択的にCOを除去し、そのときの生体内反応を見る事によってCOの生理機能を探索することを試みた。その結果、マウス体内から内在性COを消去することに成功し、その際に欠乏したCOを補うようにフィードバック産生機構が働くことを明らかにした(J. Am. Chem. Soc. 2016, 138, 5417-5425).
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