研究課題/領域番号 |
26870739
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児科学
皮膚科学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
辻 琢己 摂南大学, 薬学部, 講師 (90454652)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | FTY720 / アトピー性皮膚炎 / 皮膚バリア機能 |
研究成果の概要 |
アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児期に発症し,ほとんどが成人に至るまでに軽快する.治療薬も副腎皮質ステロイドの外用薬や抗アレルギー薬など,選択肢も多い.しかし,最近では成人に至っても症状の改善がみられない難治症例も増加している.本申請課題では,難治症例にも有効な治療法方を構築するため,ダニ抗原で皮膚炎を誘導したNC/Ngaマウスを用いてFTY720軟膏による外用療法の有用性を調べた.その結果,FTY720軟膏による治療はステロイドの外用療法と比較して,皮膚炎を有意に改善した.さらに,皮膚バリア機能に重要なフィラグリンの発現および経表皮水分蒸散量も改善できることが示された.
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