研究課題/領域番号 |
26870750
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
環境技術・環境負荷低減
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
中島 健介 関西学院大学, 理工学研究科, 博士研究員 (50709318)
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研究協力者 |
杉山 俊樹
福地 庸平
木村 奈々恵
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 海洋性珪藻 / 無機炭素獲得 / リン酸獲得 / 輸送体 / 有用物質生産 / ポリリン酸蓄積 |
研究成果の概要 |
海洋性珪藻類は、地球上のCO2固定および地球規模のリン循環に大きな影響を及ぼし、海水中より獲得した無機炭素およびリンは、有用物質生産にも利用される。本研究では、海洋性珪藻類の無機炭素およびリン酸獲得機構に関与する因子を同定し、これらを共高発現させることにより、2つの異なる有用物質生産能に優れた新規珪藻株の作出を試みた。候補因子の詳細な機能解析から、葉緑体包膜局在型無機炭素輸送体PtSLC4-7および細胞膜局在型リン酸輸送体PtSLC34-2の同定に成功した。さらに、ポリリン酸合成・分解酵素の候補因子を見出し、リン酸応答性を確認した。また、遺伝子共発現用珪藻形質転換ベクターを新たに構築した。
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