研究課題/領域番号 |
26870752
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
認知科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
木村 健太 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 自動車ヒューマンファクター研究センター, 研究員 (40589272)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 社会的状況 / 行為主体感 / 行動モニタリング / 事象関連脳電位 / 集団意思決定 / 時間予測 / エージェンシー感 / フィードバック関連陰性電位 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,社会的状況における行為主体感の減衰が行動モニタリングに及ぼす影響を明らかにすることであった。これを検討するため,集合的意思決定を行う状況を設定して行動モニタリングの中でも行為結果の評価を反映するフィードバック関連陰性電位(FRN)を測定する実験手法を確立した。いくつかの実験の結果により,社会的状況における行為結果の評価は他者との選択の一致性により調整されていること,他者との選択の一致性が行為主体感を減衰していること,行為結果の評価の調整は他者との行為時間のズレにより生じる選択結果の受容までの時間の遅延や不確実性が一因かもしれないこと,を示した。
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