研究課題/領域番号 |
26870757
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
生物系薬学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
阪中 麻利子 武庫川女子大学, 薬学部, 助教 (00425109)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | マスト細胞 / IgE / 分化 / TNF-alpha |
研究成果の概要 |
マスト細胞の分化とそれに伴う機能獲得に与えるIgEの影響を実験的に明らかにすることを目的とし、有用な培養ツールの構築を目指し、新しい初代培養マスト細胞である「高IgE培養マスト細胞」を確立することに成功した。高IgE培養マスト細胞を詳細に解析した結果、 ①高レベルのIgE添加により、マスト細胞の分化程度と刺激応答性が著しく変化する、②IgEの抗原結合部位のアミノ酸配列の違いにより、マスト細胞の刺激応答性が変化する、 ③グラム陰性細菌構成成分であるリポ多糖(LPS)刺激に対するサイトカイン、特にTNF-alphaの産生が著しく低下する、ことが明らかとなった。
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