研究課題
若手研究(B)
閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)患者におけるオトガイ舌筋による舌前方突出筋力は睡眠時の上気道開存性に関与するため重要である.しかし,OSAのオトガイ舌筋において炎症,脱神経や筋代謝異常などの筋力低下に関与し得る病理学的所見が観察されている.そこで,本研究において,健常者20例及びOSA患者26例において舌前方突出筋力と閉OSAとの関連を検討した.その結果,舌前方突出筋力は閉塞型無呼吸時間,無呼吸指数,睡眠段階2の比率と手統計学的有意な相関系を認めた.今後どのようなOSA患者において,運動療法による舌前方突出筋力の改善を図るべき症例かどうか,適切な選択基準を検討する必要があると考えられた.
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The Tohoku Journal of Experimental Medicine
巻: 236 号: 4 ページ: 241-245
10.1620/tjem.236.241
130005083527
Respiratory Care
巻: in press