研究課題/領域番号 |
26870833
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
森林科学
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研究機関 | 京都大学 (2016) 国立研究開発法人 森林総合研究所 (2014-2015) |
研究代表者 |
吉村 謙一 京都大学, 農学研究科, 研究員 (20640717)
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研究協力者 |
石田 厚
才木 真太朗
矢崎 健一
中野 隆志
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エンボリズム / 非構造性炭素 / 乾燥耐性 / 水利用 / 通水回復 / 柔細胞 / 野外乾燥 / 小笠原 / キャビテーション / 可溶性糖 / 通水性 / 乾性低木林 / 水分生理 / 野外灌水実験 / 通水性回復 / 糖 |
研究成果の概要 |
小笠原乾性低木林において土壌乾燥にともない樹木がどのように水を利用しているのか調べ、強度の乾燥条件下で樹木がどのように乾燥枯死から耐えているのかそのメカニズムを明らかにした。乾燥にしたがい道管内の水は水切れを起こしており、それと同時に木部にあるデンプン量が減少し、可溶性糖量が増加していた。これにより降雨後の通水回復が速やかに行われると考えられる。また、乾燥にともない幹や枝の呼吸速度も低下していた。このように乾燥による樹木の応答には非構造性炭素や呼吸といった炭素利用が大きな役割を担うことがわかった。
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