研究課題
若手研究(B)
C. jejuni感染に伴う鶏盲腸内菌叢変動として、感染群では非感染群に比べFaecalibacterium属の占有率増加を認めた。感染群・非感染群共に、血中Tregの数的比率は日齢間で著変を認めなかったが、偽好酸球の盲腸集簇は感染初期に増加した。鶏マクロファージ様細胞HD-11細胞内で本菌は48時間以上生残したが、ヒトやマウス由来マクロファージ様細胞に比べ顕著に低い傾向を示した。HD-11細胞はC. jejuni感染に伴い速やかなNO産生を示し上記形質との関連性が示唆された。本菌感染に対するHD-11細胞の遺伝子発現応答として、TLR2/4/9遺伝子群の発現亢進が明らかとなった。
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