研究課題/領域番号 |
26870918
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
固体地球惑星物理学
|
研究機関 | 京都大学 (2016) 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2014-2015) |
研究代表者 |
野田 博之 京都大学, 防災研究所, 准教授 (50619640)
|
研究協力者 |
片山 郁夫
高橋 美紀
岡崎 啓史
芝崎 文一郎
澤井 みち代
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 岩石実験 / 脆性塑性遷移 / 地震サイクル / 変形実験 / 実験技術開発 / 脆性・塑性遷移 / 圧力溶解クリープ / 摩擦実験 / 数値シミュレーション / 実験岩石力学 / 続成作用 / 圧密 |
研究成果の概要 |
熱水条件下での石英粉末の圧密・変形実験や,高温高圧高間隙圧下での岩塩の変形実験を行った.特筆すべき成果として,脆性塑性遷移域での間隙流体圧の影響に関して定説を覆す実験結果を得たが,実験結果を説明できる理論を提唱,有効応力則の理解に関する重要な進展を得た.実験技術に関し,測定した力学データから試験機の摺動部の抵抗を取り除く手法を見出した.本成果により,今後より高精度の実験データの取得が期待できる.計画実施期間中に,圧力溶解クリープの微物理モデルがオランダのグループにより提案された事を受け,彼らのモデルを高度化,地震サイクルシミュレーションに組み込む事に成功した.
|