研究課題/領域番号 |
26870919
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ゲノム医科学
消化器外科学
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研究機関 | 静岡県立静岡がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
岡村 行泰 静岡県立静岡がんセンター(研究所), その他部局等, 医長 (10704489)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 膵癌 / 膵臓外科学 / ゲノム医科学 / 個別化治療 / 免疫染色 / S-1 / ゲノム解析 / 補助化学療法 |
研究成果の概要 |
膵癌に対し外科切除を行った22例の検体を用いて、全エクソン、全遺伝子解析を施行した。膵癌主要4遺伝子のうち、KRASでは15例、TP53では12例、p16では4例に発現異常を認めた。腫瘍組織では、受容体型チロシンキナーゼの発現が亢進している症例が多く、6例でFGFR3、ERBB3の発現亢進を認めた。そのほかの遺伝子ではJAK3、CSF1Rで2例、MET、PDGFRAでは、複数症例において発現亢進しているものは認めなかった。FGFR3発現亢進例では、非亢進例と比較し、無再発生存率が有意に不良(P=0.047)であり、全生存率も有意に不良(P=0.048)であった。
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