研究課題/領域番号 |
26870934
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
認知科学
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研究機関 | 電気通信大学 (2016-2017) 東京大学 (2015) 慶應義塾大学 (2014) |
研究代表者 |
倉重 宏樹 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 特任研究員 (80513689)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | プリプレイ / 知識獲得 / 学習 / 合目的性 / MRI / ヒト / 海馬 / 嗅内野 / スキーマ / fMRI / 生産性 / 自発脳活動 / デコーディング / ネットワーク / 記憶 |
研究成果の概要 |
ヒトは自らに必要な情報を能動的に選択して知識獲得を行っている.本研究ではそのような知識獲得の選択性の神経基盤,および選択性を支配する合目的性の一端を明らかにした. まずヒトfMRI実験により,事前知識に基づいて脳内にプロトタイプ的神経表現を生成しておくことが,その後の知識獲得を促進することを示した.つまり脳は,実際の知識獲得以前に獲得すべき情報のタイプを定め,その神経表現を準備しておくことで,知識を選択していることが示唆された.加えて,知識獲得の合目的性に関して,新規合成語の獲得を課題としたヒト行動実験を用い,ヒトが創造的生産性を効率よく増強するように選択的に知識獲得を行っていることを示した.
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