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連動型学習を用いた複数センサからの行動のモデル化と行動をクエリとした検索

研究課題

研究課題/領域番号 26880006
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 知覚情報処理
研究機関東京工業大学

研究代表者

井上 中順  東京工業大学, 情報理工学(系)研究科, 助教 (10733397)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード映像検索
研究実績の概要

本年度は,映像の時系列的特性をモデル化する手法を提案した.具体的には,n-gramモデルに基づいた映像中の動作・物体の出現のモデル化を行った.これは,与えられた映像データにおける,人間の動作と物体の出現を,その出現頻度に応じて予測することで,映像検索の精度を高めるものである.例えば,「喋っている」,「走っている」などの動作や「自転車」などの物体がどのような順序・頻度で映像中に出現するかを確率的に予測することが出来る.
本手法の有用性は,TRECVID大規模映像コーパスにおける評価実験で示した.TRECVIDは国際競争型のワークショップで,約100時間,映像ショット数にして20万以上のデータセットが提供されている.評価実験では,50種類の動作・物体の認識精度を評価し,評価尺度のMean Average Precisionで32.14%,従来手法から5.0%(相対値)の改善を得た.この研究成果は国際会議ACM Multimedia 2014および国際ワークショップTRECVIDで発表を行った.
上記は,本研究課題の目標である,動作に基づいた情報検索の根幹技術として位置づけられる.具体的には,映像データ中の動作を解析する部分にあたるため,今後は装着型端末で収録されたデータとの組合せが必要となる.そのため,装着型端末とカメラを組合せたデータからの特徴抽出を行い,動作をクエリとした検索方法の実装が今後の課題として挙げられる.

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Semantic Indexing Using Deep CNNs and GMM Supervectors (TokyoTech-Waseda at TRECVID 2014)2014

    • 著者名/発表者名
      Nakamasa Inoue, Zhuolin Liang, Mengxi Lin, Tran Hai Dang, Koichi Shinoda, Zhang Xuefeng, Kazuya Ueki
    • 学会等名
      TRECVID workshop
    • 発表場所
      Orlando, USA
    • 年月日
      2014-11-10 – 2014-11-12
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] n-Gram Models for Video Semantic Indexing2014

    • 著者名/発表者名
      Nakamasa Inoue, Koichi Shinoda
    • 学会等名
      ACM Multimedia (MM)
    • 発表場所
      Orlando, USA
    • 年月日
      2014-11-03 – 2014-11-07
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書

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公開日: 2014-09-09   更新日: 2016-06-01  

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